弊社の業務用コーヒー豆卸の考え方とその効果

コーヒー豆

業務用コーヒー豆の考え方は企業、ロースターによってさまざまです。

 

業務用コーヒー豆だから原価が低くないといけない

業務用コーヒー豆は新鮮でないといけない

etc…

 

それぞれのロースターがなにを重視するかですので、なにが間違い/正解というわけではありませんが、弊社でも業務用コーヒー豆に関して最重視していることがあります。それは「卸先様の売り上げを作れる」ことです。

 

ただ美味しくても、ただ安くても、いくら新鮮で長持ちしても、卸先様の売り上げにつながらないのであれば、コーヒー豆卸としては十分とは言えないと考えています。

 

コーヒー豆の保存

 

業務用コーヒー豆で売上を上げるために

そのために、弊社では卸先様に対していくつかの取り組みを行っています。

 

  1. コーヒー豆卸先様への無料トレーニング
  2. メニューに合わせたコーヒーラインナップの提案
  3. 小ロットからのオリジナルブレンド作成
  4. その他経営、集客相談などなど

 

ほかにも個別のお客様の事例に応じていろいろな取り組みをしておりますが、特にこの4つはどの卸先様にも積極的に行っています。

 

特にコーヒー豆卸において重要だと感じているのが、2番の「メニューに合わせたコーヒーラインナップの提案」です。実際に、弊社がサポートさせていただいたケースでは、他社から弊社に卸を切り替えられたカフェ様でコーヒー豆の使用量が3倍、同じくレストラン様で2倍超になったケースがあります。※切り替えて売上が減ったという報告は一件もありません

 

「コーヒーなんて、どれも同じでしょ」

「素人が淹れるコーヒーだから品質は関係ない」

 

と思われる方には驚きかもしれません。そのぐらいメニューにあったコーヒーラインナップを整えるということは、売上アップには重要なのです。

 

コーヒーで売上を上げる実例

ちなみに、実際にコーヒーで売上を上げた実例を1件お話します。

 

そのカフェでは、当時浅煎りのコーヒーを出していました。メイン客層の8~9割がたが女性だったため、深煎りの苦いコーヒーよりも浅煎りのフルーティなコーヒーがウケるだろうと想定してのことです。

 

ですが、よくよくヒアリングすると、ほとんどの女性は紅茶を飲んでいて、コーヒーを飲んでいるのは、その女性と一緒に来ている男性だったのです。そうなってくると、話は変わります。

 

30~50代男性では、(特に名古屋において)まだまだ浅煎りよりも中煎り、深煎りのコーヒーがよく飲まれています。

 

「いきなり浅煎りから深煎りに変えるのはイメージが変わりすぎて怖い」とのことだったので、中煎りのオリジナルブレンドを中心に浅煎りの豆をすべて中煎りラインに変えさせていただきました。

 

その結果、「お客様からはコーヒーがおいしくなった」とご好評いただき、コーヒー豆の販売も始め、以前と比べてコーヒー豆の消費量は3倍になったと報告がありました。

 

これは酒屋さんなどでは当たり前のサービスなのですが、まだまだコーヒー業界でメジャーなやり方ではありません。

 

多くのロースターではコーヒー豆のラインナップをリストで提示して、そこから卸先様が選んで購入するスタイルをとっています。ですが、実際にどのコーヒー豆がお店にあっているかはプロでもない限り、なかなかわからないものです。

 

私たちは、お客様の売り上げが上がることこそ、私たちの利益につながると考え、こういった相談には積極的に乗らせていただいています。

 

「コーヒーで売上を作る」効果に少しでも期待を持っていただいた方はぜひ、弊社の業務用コーヒー豆卸をご相談ください。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました