三重や岐阜からカフェ開業やコーヒー器具相談に見える方が増えてきました

店内画像

最近、愛知県内のみならず、三重や岐阜からカフェ開業相談に見える方が増えてきました。特に、「〇〇坪の××のコンセプトのカフェを開くので、おすすめのコーヒー器具を教えてください」といったお問い合わせが増えてきています。

 

店内画像

 

大変ありがたいことに、近隣のコーヒー商社様にも弊社をご紹介していただいているようで、「コーヒー豆は他店で卸してもらう予定だが、コーヒー器具はnoteに相談したい」といったお問い合わせもいただきます。

※ときどき、コーヒー豆は他店から買うのに相談に行っていいのか…?と悩む方がいらっしゃいますが、全然かまいません!よかったらうちのコーヒーもどうですか?程度に営業させてもらうかもしれませんが…笑

 

せっかく、これだけ多くの方に東海トップクラスのコーヒー器具専門店として認知してきていただいているので、カフェ開業相談の際に、「これだけは事前に決めておくとコーヒー器具の選定がスムーズにすすむ」ポイントをご紹介いたします。

 

  1. 店舗のコンセプトを決めておく
  2. 店舗の席数と回転数を想定しておく
  3. エスプレッソやカフェラテは出す予定か

 

コーヒー器具を選ぶ際に話しを大きく左右するのは、この3点です。

 

カフェのコンセプトに関して

カフェのコンセプトとざっくりお伝えすると、なんのことかよく分からないと思いますが、要は「売上を占める割合のなかでコーヒーがメインかそうでないか」です。

 

たとえば、ランチやスイーツ、パン販売などで売上をメインに上げるお店のコーヒー器具の選定と、コーヒースタンドのようにスイーツや軽食程度しかないコーヒー専門店でのコーヒー器具の選定は全く変わってきます。

 

岐阜や三重だと愛知、名古屋に比べて「コーヒー専門店」のご相談の割合は少ない傾向にありますが、もちろんゼロではありません。ご自身のカフェがどちらにより近いかをハッキリしていただくと、コーヒー器具の選定はスムーズになります。

 

店舗の席数と回転数を想定しておく

これが意外とお尋ねしても決まっていないオーナー様が多いです。店舗の座席や回転数がコーヒー器具選びに関係あるのか?と思われるかもしれませんが、かなり重要な要素です。

 

分かりやすいところで言えば、ドリップコーヒーの抽出にはお湯を使います。コーヒー専門店をやったことがある方ならわかりますが、このお湯の確保が意外とくせ者です。

 

昔の喫茶店では時間のある時にコーヒーを10~20杯ほどまとめて淹れだめしておいて、それを温めなおしてサーブするのが普通でしたが、今の時代は1杯1杯ごとに提供するハンドドリップのほうが主流です。

 

これが5~10席程度のお店ならそう問題になりませんが、20席前後になると話が変わります。リアルタイムに5~10杯ほどのお湯が必要になり、お湯の確保をするためのマシンやガスコンロが必要になるのです。

 

他にも電動ミルのサイズやドリッパー、ケトルの個数など、席数と一日の目標回転数が変われば、必要なコーヒー器具は大きく変わります。ざっくりでもかまいませんので、「一日何人のお客様が来店されるのか?」を想定したうえで開業相談に来ていただけると話がしやすいかと思われます。

 

エスプレッソやカフェラテを提供するか?

最後に、エスプレッソやカフェラテを提供するかも重要な要素です。なんで大事かといえば、予算が大きく変わるからです。

 

 

愛知に対して、岐阜や三重はまだカフェラテを提供していないカフェは多いです。ですが、スターバックスの影響などで、だんだんとエスプレッソマシンを導入し、カフェラテを提供するお店も増えています。

 

ただ、全自動エスプレッソマシンでも業務用ともなれば、20~300万円、セミオートマシンでも電動ミルと合わせれば40~300万円ほどのの予算が必要になります。

 

カフェラテはお店の売り上げを左右するほど大きな武器ではありますが、予算を大きく左右するポイントですので、この点に関しては事前に決めていただくことが必要になります。

コメント

タイトルとURLをコピーしました